【映画評論「サンダーロード」】“流れないラブソング”が胸に響きわたる不器用なダメ警官の悲喜劇
何らかの理由でこのちっぽけな米インディペンデント映画が気になってしょうがない人に、まずは助言しておこう。うっかり開映時間を間違えたり、直前にトイレに駆け込んだりして、本作の冒頭を見逃してはいけない。なぜなら、この切なくもおかしい駄目男の奮闘劇のすべての起点がファースト・ショットに凝縮されており、なおかつ本作最大の見どころと言っても過言ではないからだ。その12分間におよぶ入魂の長回しで撮られたファースト・ショットは、これが本邦初登場となる新鋭監督 全文
映画.com 06月19日18時00分
Source: 映画1
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