【「騙し絵の牙」評論】「あてがき」された原作を映画用に「あてがき」し直した吉田大八監督の胆力
人気作家・塩田武士氏が大泉洋をイメージして主人公を「あてがき」した意欲作を、吉田大八監督が大泉主演で映画化する企画「騙し絵の牙」は、観れば観るほど奥行きのある構成に仕上がっている。それは、ひとえに魅力的な原作をいったんバラバラに解体し、それを映画として成立させるために改めて「あてがき」して再構築しているからといえば説明がつくだろうか--。オススメしたいのは、原作を読んでから映画を鑑賞するということ。原作がいかに秀逸であるかが体感でき、そのうえ 全文
映画.com 03月27日15時00分
Source: 映画1
「映画」カテゴリーの関連記事