【「ブックセラーズ」評論】この映画に登場する“ブックピープル”の顔は、どれも例外なく美しい
世の中には“書痴”と呼ばれる人種がいる。愛書家などという生易しい形容では決しておさまらない、書物の魔力に憑りつかれ、書物にその生涯を殉じてしまった人々である。「ブックセラーズ」は、世界最大規模のNYブックフェアに参集する古書業者、ブックディーラー、希少本のコレクターたちをスケッチしたドキュメンタリーだが、奇人変人と見紛うような、愛すべき書痴たちが次々に登場し、彼らがあたかも恋人を語るような口吻で書物を称揚する際の、至福に満ちた表情を眺めているだけ 全文
映画.com 04月18日20時00分
Source: 映画1
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