【「アンモナイトの目覚め」評論】息を殺して見守らずにはいられない、2大女優が紡ぐ足枷から解き放たれた絆
これまでありそうでなかった、シアーシャ・ローナンとケイト・ウィンスレットという演技派女優の共演。それが予想を超える形でもたらされた本作は、2つの魂の触れ合いが、心の奥に秘められた激しい感情を目覚めさせる、鮮烈な恋愛譚だ。まるでミレーの写実画を彷彿とさせるような寂寥とした色彩、寒々とした光のなかで、動のシアーシャと静のケイトの見事なコンビが奏でる繊細な心の旅路は、息を殺して見守らずにはいられない。1840年代のイギリスの海辺の町。かつて13歳で貴重な 全文
映画.com 04月11日10時30分
Source: 映画1
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